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~クローバーの国から~ 
様々なクローバーの研究・栽培をしています。
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trifolium repens

Author:trifolium repens
日々クローバーと格闘しています。
カラーリーフに、四葉や五葉。

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まだ、クラクラ?! いやいや、もともと....(笑)  マルハナバチ!
朝ですにっこり
本日は、雨です。

なので、外の潅水は、本日無し。
ハウス内の潅水と、管理(剪定・追肥・株分け)に時間を傾けますうれちぃ

おっと、それと、汚染ハウス洗浄の仕上げ、土壌蒸気消毒です。
熱い高圧の水蒸気で、土壌を煮沸消毒するようなものです。 酸に強い菌、ウイルス系もこれで、アウト!

科学農薬を使用しないハウスでは、どうしても、害虫や病気が発生しがちです。 なので、基本、連作を避け 今回のように 一旦消毒するのがベストです。→→めんどくさくて、普通やらないかも知れません....てんてん

さて、今回は 投げっぱなしになっている項目の続きをさせていただきます。


今回は、マルハナバチです。

農業関係者の方々には、すでに関係各所からの通達と、法令施行で、ご存知と思いますが、一般の方々は 知らない方が多いと思いますので、ご説明です。
                   
過日の記事にて、マルハナバチの利用には、条件を満たした、専用の施設が必要としました、続きです。

マルハナバチは、基本、ミツバチよりも、エネルギー消費が大きい蜂でして、花粉を多く採取する蜂です。
故に、花の受粉に大きく寄与する蜂であり、ある研究家によると、イギリス連邦王国の多種多様品種の植物群の背景には このマルハナバチが大きく関与している。 とする説もあります。

さて、農業に多く利用されています、セイヨウオオマルハナバチは、温室トマトの授粉に利用する為、原産地のオランダやノルウエーから大量にコロニーが輸入されているのです。

このマルハナバチを使えば、手間のかかる植物ホルモン剤処理をしなくても トマトを結実させることが出来る為、農家には大いに歓迎され、1992年に本格的な輸入が始まって以来、使用量は急速に増加し続けてきました。

しかし、導入当初から、このマルハナバチ種が野生化すると 環境に大きな影響が及ぶことが心配されていました。

それは、このマルハナバチ種が 花蜜資源をめぐる競争や営巣場所をめぐる競争で とりわけ大きな競争力をもつ種族だからなのです。


たとえば、中東イスラエルでは、セイヨウオオマルハナバチが侵入した地域において 花蜜資源の独占によりミツバチを含むハナバチすべてが著しく衰退した例が多数報告されています。

これは、単に他の蜂に比べて、大きい種族だからだけでなく、セイヨウオオマルハナバチの女王は巣の乗っ取りを行う習性が強い為、他の蜂のコロニーが、激減する為なのです。

このことは、玉川大学の小野正人博士によれば、飼育下で、在来種(日本在来のマルハナバチ)の女王がつくった巣の近くに セイヨウオオマルハナバチの女王を置くと、かならず巣に侵入し、時には在来種の女王を刺し殺して巣を乗っ取っることが観察されるということです。

このセイヨウオオマルハナバチは舌が短く、しかもよく盗蜜(花の横に穴をあけて不正に蜜を採る行為)をするので、トマトの花のように蜜のない特殊な花を除けば、野生植物の授粉にはそれほど役立たないと思われます。

むしろ、花資源や営巣場所をめぐる競争によって 在来種を駆逐してしまうことによる悪影響の方を心配しなければならないのです。

在来のマルハナバチは生育場所の喪失や分断化、農薬の使用などにより、低地ではすでにかなり衰退しており、そのことがサクラソウなど野生植物の種子生産の失敗をもたらす要因となっている可能性が高い、と云われています。

野生植物の授粉に とりわけ重要な役割を果たしている在来のマルハナバチが 導入種との競争によって、さらに衰退すれば、野生植物の健全な繁殖を損なってしまい、野生植物の保全上、難しい
問題が生じることが考えられるのです。

しかも、前出:小野正人博士グループの研究により セイヨウオオマルハナバチとオオマルハナバチやクロマルハナバチなどの在来種との間には 容易に雑種が形成されることも明らかにされておりまして、在来種の遺伝子汚染の畏れも大きいと、云わざるを得ません。

導入種の帰化がもたらす環境への大きな負のインパクトを考えれば、「コスト」よりも「環境」を優先させて、早急に在来種への切り替えを行うことが ぜひとも必要であるのです。


また、それまでの間、導入種の使用に当たっては、温室から導入種が決して逃げないように 開口部をネットでしっかり覆って使用し、また使用済みのコロニーを放置しないことが絶対に必要です。

導入当初、セイヨウオオマルハナバチは、冬越しが出来ない! と云われ、関係各所がその認識で導入を開始しました。(すでに、そのころから、帰化の危険が叫ばれていました)

帰化の状況につきましては、1996年の春に静岡と北海道で女王蜂の標本がとられておりまして、女王蜂が野外で冬越しをした証拠が得られているのです。

また、巣の見つかった北海道では、春から秋にかけて何度も女王や働き蜂の目撃例が出ているのです。

愛媛などからも 未確認の目撃情報が多数出ている現状なのです。

これは、セイヨウオオマルハナバチの帰化はすでに各地で始まっている、証左である、と云えると思います。

しかし、帰化のきざしが見え始めたばかりの今なら、徹底した探索と駆除により、本格的な野生化を
防ぐことができると思われます。

一般に侵入種の駆除が難しいのは、すでに蔓延し、悪影響が現れ始めててから 対策がたてられるからなのです。

まだ野生化が始まったばかりの今、どれだけ有効に駆除が行えるかどうかが、本格的な侵入
をくい止められるかどうかの決め手となると思います。

春、冬眠から醒めて活動を始めた女王蜂を見つけ 営巣前に駆除できればもっとも高い駆除効果が期待出来ます。

営巣してしまったのなら、新女王や雄蜂が出てくる 夏の終わりか秋口に確実に巣を見つけて それを潰すことが必要なのです。

..................い、いけない! 熱くなってしまいました........にがわらい

カンタンにまとめると、こうデス。

・セイヨウオオマルハナバチは、トマト・ナスの授粉には役立つが、それ以外の植物では、ダメ!

・盗蜜をするので、役立たないどころか、マイナスになる。

・体が大きいので、他の蜂を圧倒してしまい、他の蜂が衰退してしまう。

・しかも、他の蜂の巣を乗っ取るので、他の蜂が、絶滅してしまう恐れがあります。

・すでに逃げ出したセイヨウオオマルハナバチが、日本各地で確実に 増えてきています。


ですので、
・セイヨウオオマルハナバチの利用は、止めましょう。

・日本在来種のマルハナバチを利用しましょう。

・この例以外にも、導入種は、環境への影響を十二分に考慮して、自然界に流出させないようにしましょう。

(現在、セイヨウオオマルハナバチを利用できるのは、トマト・ナス農家であり、使用にあたっては、許可申請が必要です。植物生態系が崩れて、ようやく、制令化されました。)

ベルギー産 マルハナバチのパンフより転載


植物も同じです。
Trifolium属などの、強靭な多年草などは、一度、導入して流出してしまうと、取り返しが付かなくなることが多いのです。

商業利用を検討される場合は、その後の生態系までを考慮してください。

ご趣味の方は、十分に配慮なさってから、じっくりと、お楽しみください「ア


本日、ちょっと、論点がぼけてて ごめんなさい....(日射病、治ってないのカナ? 笑)

明日は 四つ葉のクローバーをアップさせていただきまーす♪




本日も最後まで お読み下さいまして本当にありがとうございます。キラキラ(オレンジ)

          
 クローバー~貴方にも幸運の四つ葉が舞い降りますように~クローバー




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*左の植物は グリムス と云いまして エコに反応する植物です。
 リサイクルとか、風力発電とか、ソーラー発電とか、省エネとか、植林が、大好きです







この記事に対するコメント
勉強になりました
とっても勉強になりました。こうして専門家から、きっちりと説明を受けると、良く分かります。自然体系が人間の都合で誤った方向に向かわないことが、地球に人に優しいことなんですよね。
娘の化学物質過敏症も、結局人間のご都合主義がもたらした人災だとも言えます。
ところで、セイヨウオオマルハナバチと日本在来のマルハナバチの違いはどう見分けるのですか? 実際に並べてみれば、分かるのでしょうね。 
【2008/05/30 02:05】 URL | sofia☆ #3DpfYUu6 [ 編集]


おはようございます!出勤前です!!
蜂を専門的に考える事って無かったので
とっても勉強になりました・・・
最近マンションのベランダにスズメバチが巣を作ります
恐々駆除に行きますがドキドキです♪
【2008/05/30 07:03】 URL | E #- [ 編集]


海外から生物を導入するときには付き物の事例ですね。
特に昆虫というのは、かなり厄介です。
異なった環境にも短時間で適応しますからね。
農業には非常に甘い、日本の行政です。

きょうも、応援ポチポチ。。
【2008/05/30 10:54】 URL | LaceyBlue #- [ 編集]


いろんなところで外来種の被害が大きくなっていますよね。
ワールドワイドになって仕方ない部分もあるんでしょうが、何とか在来種との共生をせめて図りたいものです。
そのまえに私としては蜂を使うほどの広い土地が欲しいですが(T.T)
応援(^O^)/
【2008/05/30 13:22】 URL | こりどら #- [ 編集]


30年ぐらい前にわが家でもミツバチを受粉のために
飼っていました。
昔の事だったのであれはマルハナバチだったのかな…。
蜂蜜が美味しかったです。
【2008/05/30 14:18】 URL | penpen「white_zinnia] #ZNkQllYk [ 編集]


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